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相撲のカド番ってなに?大関じゃなくなるの?

      2017/10/11

今場所の「カド番」は豪栄道と照ノ富士!

平成29年9月場所(秋場所)は、「カド番」の力士が二人います。

豪栄道と照ノ富士です。

この「カド番」という単語、よく耳にしますが、どういう意味なんでしょうか?

今日は、「カド番」についてご紹介していきますね。

「カド番」ってなに?

「カド番」とは、「その場所で負け越したら大関から陥落する立場にあること。」を指します。

説明の途中にあるように「大関」のみに「カド番」は存在します。

そもそも大相撲の地位は基本的に場所の成績によって変動します。

一場所で15日間戦い、勝ち越したら(8勝以上)番付は上がり、負け越したら番付は下がります。

しかし、横綱と大関は例外です。

横綱は、負け越しても番付が下がることはありません。

「大関」には、「2場所連続して負け越すと関脇に陥落する」という決まりがあります。

なので、ある場所で負け越すと、その力士は次の場所が「カド番」となります。

「カド番」となった場所で、勝ち越すと「角番を脱出する」ことができ、そのまま大関のままでいられます。

もし、負け越してしまうと、一つ下の「関脇」に陥落します。

ここで特別ルールがあります。

大関から陥落した力士に対しては救済措置として、陥落直後の場所で10勝以上すれば大関に復帰できます。

しかし、陥落直後の場所で10勝できなければ、新大関の昇進時と同じ基準(関脇・小結の地位で連続3場所33勝以上が目安)を達成しなければ大関に戻ることはできません。

カド番の言葉の由来は?

この記事では、カド番と書いていますが、漢字では「角番」です。

「角」は鋭い曲がり目であることから、そこで状況が一変してしまうような対戦のことを「角番」と呼び始めたようです。

豪栄道はなぜ「カド番」なの?

豪栄道は、先場所(名古屋場所)、7勝8敗で負け越しました。

今場所は、6度目のカド番です。

豪栄道は昨年の秋場所も「カド番」でした。

覚えている方も多いかと思いますが、この場所で豪栄道は「カド番」優勝を果たしました。

照ノ富士はなぜ「カド番」なの?

照ノ富士関は、先場所の六日目から左膝半月板損傷で休場しました。

今場所は、5度目のカド番です。

しかし、今場所も六日目から休場するため、大関陥落の可能性が高いです。

まとめ

・「カド番」とは、その場所で負け越したら大関から陥落する立場にあること。
・カド番で勝ち越したら大関のまま、負け越したら関脇に陥落
・カド番で負け越した直後の場所で10勝以上したら大関に復帰。直後で10勝できなければ、通常の大関昇進時と同じ基準を満たさないと大関に戻れない。

以上、『相撲のカド番ってなに?大関じゃなくなるの?』でした。

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