貴公俊が「付き人」に暴力行為!
貴乃花部屋の貴公俊(たかよしとし)が「付き人(付け人)」に暴力をふるったとしてニュースになっていますね。
今日は「付き人」について紹介していきます。
「付き人」ってなに?
「付き人」とは、関取(十両以上の力士)の日常生活の世話をする力士のことです。
十両?関取?って方はこちらをご覧ください。
幕下以下の複数の力士が付け人として1人の関取に付きます。
付き人は関取の荷物持ちや買い物など身の回りの世話だけでなく、観客や報道陣からの警備、取組前に稽古相手などを務めます。
荷物は明け荷に入れて運びます。
十両→平幕→三役→大関→横綱と番付が上がるにしたがって付き人の人数は増えていきます。
付き人の人数は十両で2~3人、幕内で3~4人、横綱は10人くらいであることが多いです。
付き人の人数が足りない部屋は同じ一門の部屋から借りて来る場合がありますが、貴ノ花部屋は付き人の数が足りないのにどこからも借りていなかったそうです。
貴公俊の暴行について
貴公俊は、今場所初めて十両になりました。
ですので、貴公俊に付き人がついたのは今場所が初めてです。
貴公俊は、春場所8日目の取組前、土俵下の控えに入るタイミングが遅れ、花道を走って入場しました。
その場で境川審判委員(元小結両国)に「遅いぞ」と注意され、その後の取組で敗れました。
タイミングが遅れた理由は、付け人の指示が遅れたことが原因とみられます。
これに怒った貴公俊は取組後に支度部屋で付け人に暴言を吐きながら、複数回、顔などを殴打しているのを複数の関係者が目撃しました。
殴ったのは5、6発だったようで、殴られた付け人は顔が腫れ、口の中を切って顔からだらだら血が流れていたそうです。
支度部屋にいた力士はその様子を見ていたが、止めた力士はいなかったそうです。
貴乃花親方は暴行時はすでに会場を後にしていました。
またしても角界の暴力事件
貴公俊は、元横綱日馬富士の暴行事件の被害者である十両・貴ノ岩の弟弟子です。
兄弟子である貴ノ岩が殴られて大変なことになったのに、なぜ弟弟子も暴力をふるってしまったのでしょうか。
今回の暴行を貴公俊は認め、貴乃花親方は休場を明言しました。
ただただ悲しいですね。
以上、『相撲の「付き人」ってなに?貴乃花部屋の貴公俊が暴力をふるって注目!』でした。
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